子供の虫歯が気になる!
小児歯科ってどんな治療するの?
「子どもの歯が虫歯かもしれない…」とお悩みではありませんか?
日本人が歯を失う二大原因の1つが虫歯です。
将来、虫歯で歯を失わないためにも、小さい頃から自分の歯をケアをすることがとても大切です。
こちらのページでは、小児歯科治療の内容についてご紹介します。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 子供が歯医者を嫌がっている
- 子供が嫌がり治療ができなかった
- 治療中に子供が暴れないか心配
- 虫歯予防処置をしてほしい
- 乳歯の歯並びが悪い
- 乳歯の治療の大切さが分からない
小児歯科について
小児歯科とは
小児歯科とは、子供の歯を専門に治療する歯科医院のことです。
歯科医院によって異なりますが、治療対象とする年齢は、歯が生え始めたころから高校生ぐらいまでを対象としています。
小児歯科では、虫歯治療や予防を行うだけでなく、子供が怖がらないような雰囲気づくりをしています。
また、スムーズに治療が行えるためのトレーニングや歯科医院に慣れてもらうため定期的に通ってもらう習慣づけなども行っているのが特徴です。
小児歯科を受診する
メリット・デメリット
●メリット
・子供の頃からの習慣づけができる
子供の頃から小児歯科に通院することで歯科医院に慣れることができ、歯医者に行く習慣づけが行えます。
・子供ならではの精度が高い治療
が受けられる
小児歯科の先生は、子供の歯の治療を専門としているため、その年齢に特化した治療を受けることができます。
怖がって泣き出してしまうお子さんのフォローや、乳歯の形態に合わせた治療などは、小児歯科の得意とするところです。
・予防することに力を入れている
小児歯科は、虫歯予防を最も重視しています。
虫歯の治療が終わってもそこで終わりにはせず、歯を虫歯から守るために、歯磨き指導・フッ素塗布・シーラントなどの予防治療を受けることができます。
●デメリット
・通院が負担になることがある
定期的に歯科医院に通う習慣づけが行える反面、数ヶ月に1回の通院でもお子さんが嫌がってしまう場合があるかもしれません。
子供の頃からの通院はメリットが多いのですが、お子さんが嫌がってしまうと通院が負担になってしまう場合があります。
子どもの歯について
乳歯と永久歯の違い
乳歯は、生え変わる前の子どもの歯のことを指し、永久歯は乳歯のあとに生えてくる大人の歯のことを指します。
乳歯と永久歯の違いについてみていきましょう。
●本数
永久歯は親知らず含むと32本あるのに対し、乳歯は全部で20本しかありません。
子供のほうが大人よりも骨格が小さいので、ちょうどいい数になります。
●大きさ
乳歯は永久歯にくらべてひと回りほど小さいです。
●歯の質
乳歯は永久歯にくらべて、歯質が薄く厚みがありません。
乳歯の歯質の厚みは永久歯の半分程度といわれています。
●色
乳歯はやや青みがかった白色をしており、永久歯は少し黄色がかった色をしています。
乳歯の特徴
乳歯には次のような特徴や役割があります。
●永久歯が生えてくるスペースを
確保する役割
乳歯には、永久歯が生えてくるスペースをつくる役割があります。
基本的に乳歯があった部分に永久歯が生えてくるため、通常よりも早い時期に乳歯を失ってしまうと、まわりの歯が支えを失って移動してしまいます。
歯が移動すると、永久歯が生えてくるスペースがなくなってしまうため、正常に永久歯が生えてくることができず歯並びが悪くなってしまうのです。
●虫歯になりやすい
乳歯は永久歯にくらべて、虫歯になりやすい特徴があります。
虫歯は原因となる細菌が砂糖から「酸」をつくり、歯の表面を溶かすことで発生します。
そのため、乳歯は永久歯よりも歯質が薄いので、酸に弱く虫歯になりやすいのです。
特にお子さんは、うまく歯の痛みを伝えることが難しく、虫歯に気づいたときには症状が進行してしまっている場合がありますので気をつけましょう。
子どもの歯のメンテナンス方法
年齢別メンテナンス方法
●0~1歳
・お子さんとスキンシップをとりましょう
歯が生えるまでは清潔な手でお口のまわりに触れ、刺激に慣れてもらいます。
頬に触れ、赤ちゃんとスキンシップをとることもおすすめです。
・乳歯が生えてきたら、
歯ブラシで歯を磨いてあげましょう
とくに、夜寝る前にはしっかりと仕上げ磨きをしてあげることが大切です。
上唇の裏側にあるスジのようなもの(上唇小帯)に歯ブラシがあたると痛いため、指でガードしながら磨いてあげましょう。
●2~6歳
・お子さんにも自分で歯を磨くように
教えてあげましょう
楽しい雰囲気を作りながら、自分でお口の中に歯ブラシを入れていくことに慣れてもらいます。
・お子さんが自分で磨いたあとは
仕上げ磨きをしてあげましょう
乳歯が虫歯になりやすい部分は、「上の前歯」「奥歯の溝」「歯と歯の間」です。
細かい部分の汚れを丁寧に仕上げ磨きして、虫歯のリスクを減らしましょう。
歯と歯の間の汚れにはフロスが効果的です。
●小学生のケア方法
・仕上げ磨きは小学校低学年を目安に
小学校に上がっても、低学年のうちは仕上げ磨きをしてあげることをおすすめします。
お子さんがひとりで上手に磨けるようになるまで、仕上げ磨きを続けてあげましょう。
また、「6歳臼歯」が生えているかどうかも確認してあげましょう。
6歳臼歯とは、小学生に入る頃初めて生えてくる永久歯のことを指します。
生え始めの歯は、虫歯になりやすいため注意が必要です。
ひかり歯科クリニックの
小児歯科における治療ポリシー
当院の小児歯科治療
●お子さんの治療を行う際に
気を付けていること
・母子(父子)分離
歯の治療がまだ理解できないほどに小さなお子さんは、治療が困難ですので応急処置となりますが、3才以上のお子さんの治療は基本的に親子別です。
初回の診療のみ、保護者さんと治療を受けていただきますが、処置に関しては甘えてしまうため、出来る限りお子さんのみで行うようにしています。
・治療器具に慣れさせる
治療を行う際は、いきなりお口の中に器具いれるのではなく、何をする器具なのか説明し、見せたり触ったりすることで安心感を与え、治療器具に慣れてもらうところからはじめていきます。
最初は大変ですが、回数を重ねるごとにお子さんはどんどん治療に慣れていきます。
・たっぷりとほめてあげる
うまく治療ができたら、どんな小さなことでもたっぷりとほめてあげて、自信をつけてあげます。
●その後の大人の歯を考えて治療
・将来虫歯にならないためにも予防が大切
乳歯の虫歯がひどくなると、後から生えてくる永久歯にも悪影響を与えることがあります。
お子さんのうちから虫歯予防をしていると、永久歯が虫歯になる確率も低くなります。
・保護者さんとの連携
お子さんのうちは、保護者さんの口腔リテラシーが大きく影響します。
いかにお子さんの歯を虫歯から守ることが大切なのか、まずは保護者さんにしっかりと理解してもらうことが大切です。
ひかり歯科クリニックの
小児歯科の治療内容
当院での小児歯科の治療内容
●指導(歯磨き・食事)
ひかり歯科クリニックでは、食事指導や歯磨き指導を行っています。
とくにお子さんの歯は虫歯になりやすいため、間食の取り方や飲食物の摂取に気をつけましょう。
ダラダラ食べ、ちょこちょこ飲みをしないことや、虫歯になりにくいおやつの種類などをお伝えさせていただきます。
また、歯磨き指導では、お子さんだけでなく保護者さんへも仕上げ磨きの仕方をご説明させていただくこともあります。
●クリーニング
歯のクリーニングは、歯ブラシだけでは落とすことができない汚れをキレイに除去していきます。
歯の表面がツルツルになり、お口の中がスッキリするため、歯を磨く大切さを自覚してもらうきっかけにもなります。
歯を削るわけではないので、痛みや怖さなどもありません。
●虫歯治療
乳歯の虫歯は、進行のスピードがはやいのが特徴です。
虫歯が初期の段階であればフッ素塗布などの処置で様子をみますが、進行してしまった虫歯は大人と同じように、虫歯の進行度合いに応じた治療を行います。
●フッ素塗布
フッ素は虫歯予防の効果が高く歯質を強くしてくれるため、生えたばかりの歯に塗布すると、より高い効果が得られるといわれています。
ご自宅で使用する歯磨き粉などにもフッ素は含まれていますが、歯科医院で使用するフッ素はより濃度が高いものとなっています。
お子さんの歯を守るためにも、定期検診の際にフッ素塗布されることをおすすめします。
●シーラント
シーラントは、虫歯になりやすい奥歯の溝を埋める処置です。
生えてから間もない永久歯は、歯質が柔らかく虫歯になりやすいため、早い段階で溝埋めをすることが大切です。
シーラントはレジンと呼ばれるプラスチックの素材でできており、歯の表面に貼り付けているだけなので取れてしまうこともありますが、簡単に修復することができます。
小児歯科のおもな治療の流れ
ご挨拶と問診
問診表にご記入いただいた内容を元に、保護者さんにお子さんの状態をより詳細に伺います。
間食や食事についても詳しく伺っていきます。
口腔内診査とレントゲン検査
お口の中を拝見し、必要があればレントゲン検査をおこなう場合もあります。
歯の状態と治療のご説明
検査結果に基づいて、お子さんにあった治療計画をご提案します。
どのように治療を進めていくのか保護者さんに説明し、納得していただいてから治療をスタートします。
処置
3才以上のお子さんの治療は、基本的に親子別で行いますが、お母さんの顔が見えることにより、落ち着いて治療が受けられるという場合は別ですので、お申し出ください。
いきなり治療をはじめるのではなく、練習をして徐々に慣らしながらはじめます。
治療後のご説明
治療後はメンテナンスが大切です。
再度虫歯にならないように予防をしましょう。
小児歯科の注意点・リスク
お子さんにとって、慣れない歯科医院でいきなり虫歯の治療をするのは、ハードルが高いため、普段から歯科医院の雰囲気に慣れさせるためにも、定期的に通院することをおすすめします。
また、普段からご自宅でのお口のケアも大切です。
お子さんの健やかな成長のためにも、虫歯にならないお口づくりをしてあげましょう。
よくある質問
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子供の治療はどのように行いますか?
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3才以下の小さなお子さんは治療が困難ですので応急処置となりますが、3才以上のお子さんの治療は、基本的に親子別で行います。
お母さまの顔が見えることで、お子さんが落ち着いて治療が受けられるという場合は別ですので、お気軽にお申し出ください。
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乳歯はいずれ生え変わるから、虫歯に
なっても放置していて大丈夫ですか? -
乳歯の虫歯の大きさによりますが、後から生えてくる永久歯にも悪影響を与えることがありますので、乳歯の虫歯は治療するようにしましょう。
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子供の歯が抜けてないのに大人の歯が
生えてきたけど大丈夫ですか? -
子供の歯が抜けてないのに大人の歯が生えてきたときは、乳歯を抜歯する必要がある可能性がありますので、歯科医院を受診したほうがよいでしょう。
そのままの状態を放置していると、ほかの歯に虫歯ができたり、歯並びに影響を与えたりする可能性があります。
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指しゃぶりがやめられません。
歯並びに影響を与えることが
ありますか? -
3才まででしたら様子をみてあげましょう。
しかし、4才を過ぎても頻繁に指しゃぶりが続いている場合は、指しゃぶりをやめられるようにしてあげることが大切です。
歯並びが気になるようでしたら、歯科医院に相談しましょう。
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歯磨きはいつから行えばいいですか?
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乳歯が生え始めたら歯を磨いても大丈夫です。
初めは遊びながら徐々に歯ブラシに慣れさせていくとよいでしょう。
著者 Writer
- 新堂 泰治
(シンドウ タイジ) - 資格:歯科医師
ご来院される方へ一言:
当院に来て良かったと思っていただけるよう、患者さんに寄りそい今までの経験と持てる全ての技術を発揮したいと考えています。
困っていること、不安なこと、どんなことでも構いませんので遠慮なくお知らせください。
話しやすい雰囲気づくりも大切にしています。
診療案内
MEDICAL
一般歯科
歯が痛い、しみる、欠けた、取れた、腫れたなどの症状に対する診断・処置を行います。
虫歯、歯周病、歯肉炎、根管治療(根の治療)、詰め物・被せ物、入れ歯など。
小児歯科
お子さまの治療です。
歯が痛い・欠けた・歯が変色した・歯ぐきが腫れた・生えてこない・乳歯が抜けない・転んで歯が折れた、などに対する診断・処置・虫歯予防を行います。
歯並びの相談も承っています。
口腔外科
親知らずの抜歯・顎関節症(歯ぎしり・マウスピース)・粘膜疾患(口内炎・口角炎・歯肉ガンなど)の診査・処置を行っています。
矯正歯科
矯正担当医による子供から大人までの歯並びの治療です。
通常のブラケットを使った治療から、マウスピース矯正まで対応しています。
相談は無料で行っていますので、まずはそちらをご予約下さい。
入れ歯・
差し歯
差し歯(ブリッジ)が取れた、合わない、すき間ができた。
入れ歯が合わない、痛い、噛めないに対して、最適な方法をご提案いたします。
歯の
クリーニング
有資格者によるプロのクリーニングです。
セルフケアでは取り切れない、むし歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を取ります。
さらに歯磨きのポイントや指導も行います。
むし歯や歯周病の予防にとても重要です。
CT診断・
マイクロ
スコープ治療
ひかり歯科クリニックでは、CT画像診断・マイクロスコープ治療を行っています。
従来のレントゲンや肉眼に比べてはるかに正確で、確実に診断・処置を行うことができます。
違和感が
とても少ない
入れ歯
ひかり歯科クリニックでは、よくフィットして高精度で、強度が高く、長く使える入れ歯の製作を行っています。
患者さん一人ひとりにオーダーメイドの特別な型取りを行うことで、より高精度な入れ歯を作ることが可能です。
審美歯科
セラミックを入れたい、目立ちにくい入れ歯を作りたい、などの要望にお応えしています。
様々な材料や方法がありますので、診査して最適な方法をご提案します。
概ね保険外治療となります。
ホワイト
ニング
薬剤を使用して歯を白くして口元を明るく若々しくします。
自宅で行うホームホワイトニングと医院で行うオフィスホワイトニングがあります。
ヒアルロン酸
注射
ヒアルロン酸注入では、顔のほうれい線の改善やくちびるのボリュームアップが期待できます。
歯の治療で口腔内を整えても、口元が老けて見える原因になります。
ヒアルロン酸は、生体とのなじみがよく、アレルギー反応も起こりにくいです。
ボツリヌス
トキシン注射
ボトリヌストキシン注射は、筋肉に天然のたんぱく質を注射し、歯ぎしりやガミースマイル、食いしばりなどを改善する治療法になります。
セラミック・
ゴールド治療
セラミックやゴールドを用いた治療法です。
どちらも非常に丈夫で、歯が長持ちする可能性が高いです。
歯医者だけが
知っている
歯の真実
歯は削れば削るほど歯の寿命は短くなります。
歯を残すには、生涯にわたって再治療の回数をできるだけ少なくすることが重要です。
歯の寿命を
最大限に
のばす
ひかり歯科クリニックでは、より正確な診断とより精密な治療を行うことを大切にしています。
そのことで、患者さんの歯の寿命を延ばし、健康的な生活を送れるようにしていきます。
検査
EXAMINATION
歯科検診
詳しく見る
当院のご紹介
ABOUT US
ひかり歯科クリニック
- 住所
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〒273-0011
千葉県船橋市湊町2-5-4 藤代ビル1F
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